「ほっ」と。キャンペーン

永順の散歩道 その10

知人の陶芸家の個展を観に横浜へ行った。
素晴らしい天気に恵まれ、高速道路から見える富士山は新雪で真っ白く輝いていた。
山下公園の近くには、明治開港時の面影を残す古い建物がたくさん保存 されている。c0046662_1591575.jpg
澄みきった初冬の清々さを感じながら、色付いたイチョウ並木の舗道を 歩いた。
こうして、ゆったりとした気分で歩くことなど、何年振りかしら・・・。
c0046662_1593643.jpg

大桟橋では大型客船の出港が近いようでした。
c0046662_1594953.jpg


乗客が投げるテープが 岸壁にとどくのも難しいようで,かなりの数が海に落ちてしまいます。
外国航 路の船のようでしたが、
桟橋に観光客が多かったせいか、永久の別れの雰囲気はなかったわ。

旅客とすこし離れた所で、乗務の女性が手を振っていたけれど、
まるでバレリーナが白鳥を舞う時の手の動きににて・・・。

c0046662_1510548.jpgむかし、学生時代の友人夫婦を見送ったのも、この桟橋だったわ。
当時、フランス遊学にゆく彼らはシベリア鉄道を使っての長旅だった。
40年以上前,テープを投げあって別れた日のことをおもった。 
[PR]
# by eijun-takahashi | 2011-12-05 15:17 | 散歩みち

花教室から〜

今週の火曜日の生徒さんの花あしらいです。

やわらかな花の色の中に、ビビッドな艶のあるお花もすてきですね。
永順花教室の冬の花という季節になってまいりました。
12月は3(土)、6(火)と花レッスンが月の初めに予定していますので、お忘れなく、ぜひこの季節のお花生けにいらしてください。

お忙しい生徒さんはお花を送ることもできますので、ゆっくりと花が咲いてくれる
この時期のお花をご希望の方はご連絡ください。

スタッフYc0046662_16425723.jpgc0046662_1642089.jpg
[PR]
# by eijun-takahashi | 2011-11-24 16:45 | Flower

山小屋の冬の準備に行きました。

c0046662_1631291.jpg

いつもの年より一週間早かったけれど、晩秋の寒さが一足早くやって来たみたい。雲間から姿をみせた朝日岳[1945m]はうっすらと白くなって・・・。
 唐松林の針のような葉が降り注ぎ、強い雨音のように屋根をたたきます。
ご近所に住む犬のマリとゴンちゃんが散歩の途中、クッキーのおねだりに立ち寄ります。
 沢山の友人たちとの想い出を育んでくれた山小屋も、歳月を重ねて37歳になりました。近くの禅寺の羅漢さんも風雪に耐えて、表情が穏やかになったみたい。
c0046662_1631159.jpg

水上のりんご園のユミちゃんの家庭菜園では、色々な野菜が収穫間近。ひと足お先に略奪ね。
今年の白菜は今のところ、虫の被害も無くて楽しみだわ。
[PR]
# by eijun-takahashi | 2011-11-16 16:34 | 山小屋

シフォンケーキ・栗ペースト

 近頃、野菜や果物など、生で食べる物はなるべく農薬を使って
いないものをと、思っています。
 山口の萩から無農薬の栗がとどきました。永順はどちらかと言うと、
洋菓子のモンブランやマロングラッセよりも、和菓子の栗羊羹や
栗茶巾が好き。 
 スタッフの谷島と聡美が皮を剥いていたけれど、6キロもあって
大変そう。途中から省ちゃんも手伝って。
 彼は栗の実を包丁で縦切りにしてスプーンで掻き出します。
ペーストにするので,その方が良いと思うけれど三人三様のやり方が
あって、おもしろいわね。
c0046662_14495913.jpg

 大きなホーロー鍋でハチミツと白ワインで炊きますが、永順は
余市(北海道)で作られているナイアガラの白ワインを少し足します。
ナイアガラの葡萄が一房あるだけで、部屋のなかに蜜のような甘い薫りが
漂います。果物のなかで一番薫りが高いと思うわ。味はぽったりとした
甘みで、美味しすぎる程。
このナイアガラのワインの薫りでシフォンケーキの印象的が変わります
よ。

 先日の、『永順の料理を楽しむ会』ではシフォンケーキを作りました。
好みの大きさに切り分け、栗ペースト入りの生クリームをたっぷり乗せて
いただきます。
c0046662_14522475.jpg

 この日は特別、秋の陽射しが強くて、おおきなパラソルの中での楽しい
おしゃべりが続きました。
 テラスの庭では、秋咲きのバラやピンクのカタバミが色を添え て・・・。

 
c0046662_14501942.jpg

[PR]
# by eijun-takahashi | 2011-11-01 14:56 | 料理

不思議なカボチャ

東茨城のJAで見かけた不思議なカボチャ。
今までに見た事も無い皮の色なの。
売り場の女性が「おいしいですよ。」と言うし、
飾っていても素敵ね、と思ったの。

 暫くの間、鑑賞していたけれど、料理してみよう
かしらと思って・・・。
大きかったわりには半分に割るのも案外やさしかった。
表の色と違って中の色が余りにうつくしいクリームで
ビックリ。
 昆布とイリコのだしで和風に炊いたら、これまでに
食べたものより爽やかな味だったわ。
c0046662_14521184.jpg

c0046662_14522930.jpgポクポク感には
かけるけれど,とても上品。

 確か、タイの国から取り寄せた種だそう。
近頃は珍しい野菜が簡単に食べられて幸せね。
[PR]
# by eijun-takahashi | 2011-10-28 14:54 | 料理

市場の魔力


 9月21日の朝、羽田を発つ時、台風15号の接近のニュースとともに
和歌山便など、引き返す事もあるとのアナウンスがあって・・・。

 省ちやんの故郷、愛媛は四国山脈に守られて、いつも台風の影響が少
ないのだとか。
私たち3年振りの帰省でした。
 何時ものように早朝散歩。省ちゃんが通っていた小学校や高校の傍を
通って、海へむかいました。昔と変わらず、お堀や用水路が余りにも澄んでいて
驚いたわ。
c0046662_16462049.jpg


これまで幾度か帰省したけれど、漁師町を歩くのは初めてのこと。
台風のせいか、漁船がたくさん繋がれていました。
c0046662_16464345.jpg



 次の朝も、また港へいったの。海が見える海産市場がお目当て。
店内の調理場では、漁師の男性達が立ち働いていたわ。、
生け簀の中の魚が目にとまり、お土産にしようかしら、と車エビやワタ
リガニに手を出してしまったのも、市場の魔力かしら。

c0046662_1647287.jpg

[PR]
# by eijun-takahashi | 2011-10-21 16:54 | その他

忠良先生、さようなら

 彫刻家の佐藤忠良先生が亡くなったのは巨大地震と原発事故のあった
3月末でした。
その地域が先生の出生地でしたから、テレビや新聞などの映像を見なが
らのご心痛は計り知れません。
10年くらい前の自転車事故以来,創作活動にも支障 があったようです。

その間にもアトリエにお邪魔していた私たちは、先生の生活振りを見る
につけ、年を重ねる事の悲哀を強くおもうのでした。
7月には99歳となる直前 の悲報に、多くの方々の「残念」とのコメント
の多い中、「安らかにお眠りくださ い。」と思うのは私だけではなかったかと思っています。
 
ご親族の御意志での密葬のことを知りました。それでも先生との思い
に決別できずにいた多くの方々の心が集まっての偲ぶ会となりました。
 
事務局の方から会場装花の依頼があった時、これで先生とのお別れと
ご恩返しができることへの幸せを感じました。

 司会者の方から、「どのようなお気持ちで花を生けられましたか?」
と聞かれました。
「忠良先生は素朴な花がお好きでした。吾亦紅が北海道から届いたばか
りでしたので、きっと気に入ってもらえるとおもって・・・・」

 偲ぶ会の式次第も終わり、会場内の緊張が解けた頃にお声をかけて下
さった方がいました。
先生の作品「永順」を購入された方と縁のあるとの事でした。

 長年、ある個人コレクターのお手伝いをされている様子でしたが、こ
れも先生の粋なお計らいかな、と思いました。


*「永順」の胸像は2006年の新制作展に出展された作品
 
c0046662_1652239.jpg

[PR]
# by eijun-takahashi | 2011-09-28 16:55 | その他

ガーデンで穫れたゴーヤ

 おいしそうなアボガドと言う名前のゆりに、花市場で出会いました.テラスで咲きつづけていた赤いハイビスカスも、夏のおわりに小さく咲 いて。
c0046662_14152416.jpg


今年の夏の季語は,何と言ってもゴ—ヤですよね。
 春以来、暗い話題の多いなか、猛暑にもめげないゴーヤの姿を見るに つけ、なにか勇気づけられます。そして私たちの気持ちも和やかになって。
 食べ残した半分を薄皿に水を張って食卓に飾っていると、2日 も立たないうちに鮮やかな黄金色になって。
c0046662_14154959.jpg

[PR]
# by eijun-takahashi | 2011-09-13 16:12 | Flower

ぶどう園

c0046662_13572995.jpg昨年の秋に出会った葡萄園のオーナー、田中忠男君。
永順と同じ歳だから直ぐに君呼びになって。奥さんのきみちゃんは一つ年上だけれど、小柄でチャーミングなの。だから、ちやんづけでいいの。たまたま田中君の娘さんが注文書に書かれていた永順の名前を見たのだそう。
 それから田中一家とは親しいおつきあいになりました。彼の育てている欧州系は湿度の多い日本では難しいのだそう。元々は農業が専門ではなくて、退職後に始めたとのこと。
 
「今年、13年目となって、少しわかって来たような気がする。」と素直な言葉の裏に、なみなみならぬ自信も伺えます。
 「実る頃に描かせてね。」とお願いしていたのでキャンバスを持ち込むと、余りに大きくて驚いた様子。スケッチブックでも持って来ると思ったのかしらね.
 お気に入りの甲斐乙女とマスカット・ビオレの樹の下にテーブルと椅子を置くと、それまで袋がけしていたものを取り外してくれて。
   
c0046662_1357832.jpg 朝早くから描き始めておひるまで。次の日の朝からお邪魔して
昼前までに描き終えて。「僕は絵の事はよくわからなくて・・・。」と言う傍で、「明るくて、きれいな絵だね。」と小学生のお孫さんの素直な感想の一言に、皆んなの安堵の笑顔がひろがったのでした。
[PR]
# by eijun-takahashi | 2011-08-29 14:01 |

お庭のゴーヤで。

今朝収穫したゴ−ヤをいかに調理したものかと考えた結果、それを立
て切りにすると輪になります。
フライパンに油をさして並べ置きまして、輪の中に丁寧に溶き卵を流し
入れるのです。炒める前に数分茹でると良いでしょう。味つけは塩とコ
ショウで。
イタリアン風に大皿に縦に並べます。干しぶどうを少し散らしますとほ
のかな甘みが加わって美味。
 大抵のゴーヤ料理は小さく刻む事が多いけれど、何か素敵な盛りつけ
の調理はないものか。ふと思いついたのが先のレシピです。お試しくだ
さいませ。
c0046662_15531886.jpg
c0046662_15533278.jpgc0046662_15535997.jpgc0046662_15534782.jpg
[PR]
# by eijun-takahashi | 2011-08-27 15:57 | 料理