カテゴリ:散歩みち( 9 )

永順の散歩道 その10

知人の陶芸家の個展を観に横浜へ行った。
素晴らしい天気に恵まれ、高速道路から見える富士山は新雪で真っ白く輝いていた。
山下公園の近くには、明治開港時の面影を残す古い建物がたくさん保存 されている。c0046662_1591575.jpg
澄みきった初冬の清々さを感じながら、色付いたイチョウ並木の舗道を 歩いた。
こうして、ゆったりとした気分で歩くことなど、何年振りかしら・・・。
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大桟橋では大型客船の出港が近いようでした。
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乗客が投げるテープが 岸壁にとどくのも難しいようで,かなりの数が海に落ちてしまいます。
外国航 路の船のようでしたが、
桟橋に観光客が多かったせいか、永久の別れの雰囲気はなかったわ。

旅客とすこし離れた所で、乗務の女性が手を振っていたけれど、
まるでバレリーナが白鳥を舞う時の手の動きににて・・・。

c0046662_1510548.jpgむかし、学生時代の友人夫婦を見送ったのも、この桟橋だったわ。
当時、フランス遊学にゆく彼らはシベリア鉄道を使っての長旅だった。
40年以上前,テープを投げあって別れた日のことをおもった。 
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by eijun-takahashi | 2011-12-05 15:17 | 散歩みち

永順の散歩みち その9

NAGADAー 布と器 展ー
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久しぶりに表参道に行ってきました。
金田理恵さんからお知らせがあったので、初日に伺わせていただきました。エジプトの少年たちの作品は素朴で心温まる作品ばかり。

期 間:2011-04-13 ~ 2011-04-18(最終日は17:00まで)
時 間:12:00 ~ 19:00
会 場:ギャラリーコーワ 表参道ヒルズ西館1階
電 話:090-1534-3737
住 所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館1階
道 順:東京メトロ銀座線.千代田線.半蔵門線「表参道駅」A2出口より徒歩2分 * JR山手線「原宿駅」表参道口より徒歩10分
入場料:0 円c0046662_14304917.jpgc0046662_14303718.jpgc0046662_14302461.jpg
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by eijun-takahashi | 2011-04-13 16:46 | 散歩みち

永順の散歩みち その7

2011.3.11
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私たちの近所にそれはみごとにミモザが咲くお庭があります。
葉をみればフランスミモザのかたちです。このミモザは上品ですき。
私たちの小さな庭にも咲くのですが、こんなに全体が黄色くそまることはないの、残念
植えてる場所かしら、それとも栄養のせいかしら。
そういえば一度も栄養をあげたことがないかもしれません。



私たちの散歩道に八幡さまがあります。
階段は48段もあって、行きは下りですから楽なのですが、帰りは登りで13段登ったらひと休み、また13段とくり返していくうちにいつの間にやら、上まで辿り着きます。
ある日、椿の花が階段の脇に並んでいました。誰かしら、子供が遊んだのかしらと思っていたら、女の人に出逢ったの。階段を一回登ったら、椿の花をひとつおいているの、そのご10個の花がおいてあって、凄いわ、と思っていました。しばらく花びらがないので、どうしたのかしらっと心配になって・・・。
今日は椿が並んでいたのでひと安心。
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写真は東日本大震災の起こる10分前です。
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by eijun-takahashi | 2011-04-04 16:52 | 散歩みち

永順の散歩みち その6

常磐自動車道の桜土浦インターをおりて、霞ヶ浦方面へ走ると街道筋の両脇には蓮沼が続きます。このあたりは、蓮根(レンコン)の生産量として日本一とか。
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3月に入っても寒さが厳しくて朝から小雨模様。どんよりとした空のもとでも、胸まで沼に浸かって蓮根掘りをしている人の姿が…。
濃茶に立ち枯れした蓮畑が余りにも美しかったので車から降りてみることに。雨傘を持ってこなかったことを後悔しながらしばらく歩いていると、突然に湖面が広がってとても、神秘的な景色に出会った私たち。霞ヶ浦は淡水のはずなのに潮の匂いがかすかにかんじられて。
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むかし、この近くで花の撮影をしたことがあるけれど、もう20年以上も前のことで場所もはっきりしないわ。
車からおりる時から、気になって、まるで外国の風景の中のような建物と並木があって近づいてみると、有刺鉄線をめぐらしていてものものしいの。立入禁止の立て札は、防衛省の施設の敷地とのことで納得。c0046662_1049318.jpg
 並木は永順の大好きな落羽松(らくうしょう)が空に向かって真っすぐに伸びているの。そこで、Uターンして水辺に下りてゆくと、草むらに大きな魚が5匹も打ち上げられていて、一体どうしたのかしら。その中で眼だけがピクピク動いている特別に大きな魚がいたの。沼にもどしてあげれば助かるかもしれない。一緒にいた中山君が、「永順、これナマズだよ。こんな大きいのははじめてみたよ」って興奮気味。鯰(なまず)は沼地の泥底にすむ魚で夜行性とのことですから、鯉など違って近くでその姿を見ることなどほとんどないはずね。ナマズが地中で暴れると地震が起こるという説は本当なのかしら。
体長が50cm以上もあったから、もしかして霞ヶ浦の主だったのかもしれないわ。ニュージーランドのクライストチャーチでの惨事のすぐ後でしたから、「ナマズ君、お願いだから元気になっても暴れないでね。」といってお別れしたわ。c0046662_10495756.jpg
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by eijun-takahashi | 2011-03-09 17:47 | 散歩みち

永順の散歩みち その5

昨年の暮れ、いつものように雪の中でのお正月をすごしましょう、と山小屋に来た私たち。
予報では新春から天気がくずれるとのこと。
前年にも降り続いた雪に車がすっぽりとうもれてしまって・・・・。
「今年はいつもの年よりも荒れそうだし、早く帰った方がいいかも・・・・」
と村の人にも脅され、早々に退散したわ。
37年間で初めてのこと。
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2月になって、山小屋の雪のことが気がかりで村の知人に電話で様子を聞くのですが、今年も相変わらず積雪が多くて、晴天が2、3日続いても屋根の雪は少しも溶けないそうなの。
やはり、部屋の中で薪ストーブを焚かなければ駄目なのね、という訳で一ヶ月ぶりに山小屋に来たの。
雪ひとつないこんなに快晴な一日はめったにないこと。
雪道はちょっと油断をするとスッテンコロリ。
足の小指に意識して力を入れると大丈夫なの。
雪と格闘中の省ちゃんと中山君の勇姿?
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by eijun-takahashi | 2011-02-16 14:30 | 散歩みち

永順の散歩みち その4

2月に入って東京もうっすらと雪化粧。
夕方から雪が降り出したので、咲きはじめた椿の枝を切って部屋に入れました。あと1日くらい開ききるまで待っていたかったけれど、今朝はあまりにも美しい天気でしたので急いで撮影をすませて。

そのあと散歩に出かけた私たち。今日のコースはゆっくり歩いて12分の世田谷区立大蔵運動公園まで。
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公園の入口近くにあるバラの花壇には、季節になると近寄って見ていたけれど、すぐ近くの浅く水をはった中央に置かれた噴水には気にもとめなかったわ。
プールの脇の床に10cm四方くらいのプレートに、何やら文字が刻まれているの。表面のほこりを指でこすって見ると、1982・GEORGE TSUTAKAWAの英文字がやっと判読できたわ。
“VIBRANT SPRING””活気に満ちた泉”と訳せばいいのかしら、、、。

公園内の子供たちの遊び場に置かれた、巨大な黒々とした鉄の塊。
私の少女の頃のかすかな記憶が残る蒸気機関車。
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実際に乗ったことがあったかどうかは覚えがないけれど、こうして近づいてみると迫力ね。このC57型式は72年前に作られて、岡山、仙台、小樽、室蘭、苗穂、岩見沢の各機関区を経て、廃車の年にはるばるこの場所に設置されたとのこと。その走行距離は地球と月の間を約4往復半も走ったことになるのだそう。そのようなことは考えもしなかっただけに本当にビックリだわ。
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by eijun-takahashi | 2011-02-14 16:24 | 散歩みち

永順の散歩みち その3

私たちの散歩の途中に岡本民家園があります。江戸末期の農家を移築保存しながら、年の暮れには前庭で餅をついたり、今の季節には囲炉裏に薪がくべられていて、昔の農家の生活がしのばれます。
今日も散歩の帰りに民家園の脇道を通り過ぎようとして、ふっと高い垣根ごしに見上げると大きな籠が空に浮いているではありませんか。なにかしら、と不思議におもい裏木戸をくぐりました。
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中庭に長い竿が立てられていて、その先に大きな竹籠が取り付けられてあるのです。「これは何かしら」と係の女性にたずねると、さっと説明文が書かれたボードを示すの。“コト八日”と聞き慣れない言葉だけれど関東や東北地方の昔からの習慣らしくて、二月八日と十二月八日には団子や餅を食べ、その日は竿の先に編目の粗い竹籠をつるすとのこと。
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“事八日”の夜に妖怪一つ目小僧が村の家々を訪ねてくるのを防ぐためで、額に目が一つしかない妖怪は籠やザルの目を見て驚いて逃げ出すのだそう。そう言われれば、籠にたくさんの目があるように思えてきました。妖怪って意外と弱虫なのね。
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by eijun-takahashi | 2011-02-14 16:21 | 散歩みち

永順の散歩みち その2

東名高速道路の厚木インターのすぐ近くにある倉庫群の中に”ギャラップ”があります。
アンティークな建材やドアーなど、建築に使うものやインテリア用品などが広い倉庫の中に雑然と置かれているのです。

2年に1度くらい、ここに来る一番の目的はペンキを買うこと。色見本の中から永順の好きな淡い色を選ぶことが出来るの。自宅の階段の色が少し濃いブルーなので、ブルーグレーにしようかしらと思って。

実は静岡の清水市で花レッスンがある日でしたのでその帰りに立ち寄った訳。
ペンキを調合している間に隅々まで見て廻っていると、自宅のキッチンの洗い物容器が欠けてしまったので探していたところ、白いホーローで赤い縁取りのボールが軽くって使いやすいそうなので買って。
そうだわ、ドアノブは見本品だったけれど、気に入ったので分けてもらうことに、、、。素朴なメキシコ調の敷物はキッチンに、と次々と見ていると楽しくって困ってしまうほど。




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広い店内を歩いているうちにつかれてしまって、ひと休み。


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都心では見かけない倉庫群。ニューヨークのソーホー気分。


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ここが”ギャラップ”の入口。ガーデンテーブルや椅子も魅力ね。


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by eijun-takahashi | 2011-02-04 14:59 | 散歩みち

永順の散歩みち その1

c0046662_15511427.jpgいつも近くの砧公園に省ちゃんと散歩。
公園の中には、世田谷美術館があります。
時々みたい作品があると二人で出かけるのですが、今回は佐藤忠良先生の作品展をポスターでみかけそのうち出かけようかしら、と・・・。
先週の日曜日に友人から電話があって。
「今、永順に会ってきたのー」ですって。
桑沢デザイン研究所の学生だった夏休みに一ヶ月のあいだ毎日先生のアトリエに通いました。
あの時の胸像は40年以上も石膏になったまま。
胸の部分を修正したいからと先生のアトリエの隅におかれたままだったの。
2006年の秋、上野の東京都都美術館での第70回新制作展の案内を先生からいただいて不思議に思っていたら、友人から「永順の像があるよ」とのこと。
今回も「永順」の出展のこと何も知らせてくれないの。
ご近所の友人から招待チケットがあるから忠良先生との関係を知っていて誘ってくれたのですが、彼女も「永順」像が出展していることを知らなかった様子。
あった、あった、永順の像が・・・・。
なんだか照れちゃいました。
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by eijun-takahashi | 2011-01-31 16:01 | 散歩みち